針ノ木岳登山

1998.08.22〜23

 1997年に引き続き1998年の夏も山の天気は悪かったですね。ここ安曇野でも山が見えたのは一日か二日しかありませんでした。8/22も当初天気予報があまり良くなく、山はあきらめていました。しかし昼頃になって天気予報がはずれだしてきて、だんだん天気が良くなってきたので、慌ててカメラ食料などをザックに放り込み、家を13:30頃出て14:30には扇沢にいました。小さくなった針ノ木雪渓を見上げながら大沢小屋に16:00着。この日はここに泊まることにしました。小屋の管理人さんにが近くに出たことを聞き、少し不安になりましたが大沢小屋の周辺は湧き水も多く植物の種類も豊富で動物にとっては楽園の様な場所と聞き納得しました。明日は声を出すか鈴の音を鳴らして行くようにと言われました。熊も近くに来るとかなり臭いがして人間の方でもわかるそうです。この日は週末なのに宿泊者は私一人。夕食は釜飯とキノコスパゲッティでした。 翌朝5:20出発。約20分で雪渓の取り付きに出るが雪が無い。

ここからは、わずかばかり残った雪の上は不安定で危険なので沢の脇のガラガラ崩れる斜面の踏跡をたどっての登りです。これがかなりしんどい・・・。しかし水が豊富なコースなので助かります。8:30針ノ木峠着。ここで食料をとる。       
峠の向こうには高瀬ダム湖と槍穂高が見えます。

9:00峠出発。気がつくと周辺はもうハイ松帯・・・しかし高山植物の花はもうほとんどが終わっていました。ぐんぐん高度を稼いで振り返ると蓮華岳が大きい。

            

槍穂高方面

蓮華岳

10:00針ノ木岳山頂着。しばらく展望を楽しむここからは何と言っても剣立山でしょうか。

10:30山頂出発。ただひたすら下り、14:00扇沢着。

スバリ岳、後立山方面

山頂にて

立山、剣、黒部湖