赤石岳、荒川三山

椹島〜赤石岳〜荒川中岳〜悪沢岳〜椹島(99.07.30〜08.01)

7/30〜8/1で長年の夢であった南アルプス南部の赤石岳、荒川三山に行ってきました。晴天に恵まれ久しぶりに
夏山最盛期を堪能しました。今回は単独です。最近手に入れたペンタックス67も持っていきました。これは三脚必須
なので荷物は30Kgにもなってしまいました。


7/29仕事を終わり急いで支度して、池田の自宅を18:30出発。豊科インターから韮崎まで高速を行き、後はひたす
ら国道52号線を南下、静岡の清水へ出て月夜の海を見ながら静岡市へ・・・ここで23:00頃。コンビニで食料を調達。
ここからが長くて峠を越えて大井川上流の畑薙ダムまで行くのに4時間もかかってしまい疲れてしまった。(道に迷った)

赤石岳登山口
7/30朝。ぐっすり眠ることなく夜が明けてしま
う。しかも9:00始発のはずの東海フォレストの
バスが7:30に臨時便を出すとのことで慌てる。
赤石岳登山口の椹島8:50着
ここからいきなり南アルプス名物樹林帯の急登。
椹島標高1150m、赤石小屋2550m。ここまで
ほとんど展望なし。足も一日の許容量を超えたため
痙攣を起こし苦労する。途中ゴミ袋を持った青年が
ゴミを拾いながら私の4倍位のスピードで駆け上が
っていく。赤石小屋のアルバイトさんらしい。ご苦労
様と声をかけると恥ずかしそうに「とんでもないです
ありがとうございます」と返事が返ってくる。そういえ
ばこの登山道にはゴミ一つ落ちていない。2000m
を越えるあたりから、赤い石が露出してくる。赤石岳
の名の由来になったラジオラリヤ板岩である。赤石
岳の一部にいると実感する。
赤石小屋15:00着。まだ新しいきれいな小屋である。
ここまで来ると展望が開けてきて、目の前に赤石岳、
南には秀麗な聖岳が見える。小屋の上には展望テラス
があり、三脚を立てて夕暮れの山を撮影した。
  
赤石小屋から聖岳 赤石小屋から赤石岳


7/31快晴。朝4:20赤石
小屋発。心配していた昨日
の足の痛みは無く、快調・・・
50分ほどで富士見平着。
ここはやっと森林限界を抜き
出た所で目の前に赤石岳が
立ちはだかってかなりの迫
力である。広角でしか全体
像が写せない。
富士見平からの日の出 富士見平から赤石岳


ここからハイマツと岳樺の混じった痩せ尾根を行く。カールの底に行くと
水場があって見事なお花畑もあり30分も休憩してしまう。ここからは
かなりの急登だったが花が多いので苦にならない。
赤石岳北沢源頭カールお花畑


赤石岳の稜線に出ると最初に目に飛び込んで来たのは伊那谷と
中央アルプス。そして北アルプス。妙高まで見える。そして安曇野
の盆地も見えたのには驚く。東には裾野からきれいに見える富士。
その南には伊豆半島、駿河湾・・
カメラだけ持って赤石岳へ・・・8:50着。1時間ほど展望を堪能して
荒川小屋方面に下る。

赤石岳山頂360°パノラマ写真はこちら・・・

赤石岳山頂にて


赤石岳山頂から荒川三山、北部

小赤石付近から赤石岳山頂



大聖寺平付近から見た荒川前岳
赤石岳からは広い砂礫帯(大聖寺平)を下る。
風が無くなり暑い。荒川小屋が近づくと岳樺帯に
入り木陰がありがたい。
荒川小屋10:30着。冷たい水がこんこんと湧き
出ていて疲れた足を冷やす。昼食もここで。秋田
から来たという人と会話がはずむ。毎年四季を通
してこの山域に来ているそうだ。今回で10数回
目だとか・・・
12:30荒川小屋発。この日の宿、荒川中岳避難
小屋まで2時間の登り。途中またまたお花畑の
カールがあって。赤石岳と一緒に写し込む。

荒川前岳への登り
14:30中岳避難小屋着。ここは避難小屋と言っても管理人が
常駐していて軽食程度なら可。まだ新しい小屋である。ここ数
年で南アルプス南部の各小屋は全て新しくなったようだ。
今回は持参していった食料で自炊。この日の宿泊者は10人
位・・・。

荒川中岳から悪沢岳、避難小屋

中岳避難小屋から槍穂高

南アルプス北部の山並み
仙丈、塩見、甲斐駒、間の岳、農鳥

夕日が沈ころ三脚とカメラをセット。槍穂高がシルエットになっている。
南アルプス北部の巨峰群も夕日を受けてきれい。
          富士も赤く染まる


8/1朝4:10中岳避難小屋発。
ここから悪沢岳に行くまでに最低
鞍部まで下りて登り返さなければ
ならない。しかし山も3日目になる
と体も慣れてくるからか苦にならな
い。悪沢岳3141mにはコースタイ
ムより早い1時間で着。山頂は大き
い石がゴロゴロ積み重なった状態・
赤石岳の形がよい。ここでまた朝
日に染まる赤石岳を撮る。
ここから標高差2000mの下りが始まる悪沢岳6:30発。千枚岳ま
ではハイマツ帯なので展望よい。ここは今まで見かけなかった山岳
写真愛好家の人たちが大勢三脚を立てて構えている。中判カメラも
ちらほら・・・千枚小屋8:00着。ここで軽装備な人たちに会う。聞け
ば東海パルプの関係のコネでここから30分の所まで車で来たそう
である。日帰りでここまで来れるとは・・・奥深い山のイメージが崩れ
ていく・・・
千枚小屋8:50発。ここからはただひたすら樹林帯の下り。ストックを
2本使った。登山道や木の根を傷めないように気を付ける。心配した
膝痛もない。小石下まで下りてくると暑い!いつの間にかメボソムシ
クイの声も聞こえなくなって、変わって蝉の声。蛇も出没。12:30
椹島着。バス発車まで時間があったのでシャワーを浴びてさっぱり。
ダム帰着14:30。
ここからもまだ長い。静岡市内17:00、甲府20:00。自宅23:00着。